冬の東北、心温まるお祭り3選

冬の東北、心温まるお祭り3選

 

東北の冬は厳しい寒さが訪れますが、その冷え込みが一層引き立てる情緒豊かな冬のお祭りがあります。

雪景色に映える灯りや、古くから続く伝統行事は訪れる人々の心を温めてくれます。
今回は宮城を含む東北地方から3つのお祭りをご紹介し、それぞれの見どころをお届けします。

宮城県・仙台の光のページェント




宮城県仙台市で開催される「SENDAI光のページェント」は、冬の風物詩として全国的に知られています。12月初旬から年末にかけて、仙台市中心部の定禅寺通りが約60万個のLEDで幻想的に彩られます。街全体が温かな光に包まれるイベントです。

見どころ:

  • ケヤキ並木の幻想的な輝き: 定禅寺通りに並ぶケヤキの木々が、黄金色のLEDライトで輝きます。その様子は、まるで光のトンネルの中を歩いているかのよう。雪が降ると、木々に積もった雪がライトに反射し、一層幻想的な景色が広がります。
  • イベントも盛りだくさん: 毎年点灯初日には、カウントダウンイベントが行われ、瞬間的に街が光に包まれる演出が人気です。また、期間中にはライトアップされた並木道を通る馬車や、冬のグルメが楽しめるマーケットも登場します。

秋田県・横手のかまくら




秋田県横手市で行われる「横手のかまくら」は、400年以上の歴史を持つ伝統行事。2月中旬に市内各地で行われ、大小さまざまなかまくらが雪原に点在します。雪深い東北の冬を象徴するイベントです。

見どころ:

  • 幻想的な雪の灯り: かまくらの中には祭壇が設けられ、水神様を祀る小さな灯籠が飾られています。夜になると、ろうそくの柔らかな光がかまくらを優しく照らし、幻想的な雰囲気を味わえます。
  • 地元の子供たちとの触れ合い: かまくらの中では地元の子供たちが甘酒やお餅をふるまってくれます。雪国の温かいおもてなしに触れることができ、心がほっとする時間です。

青森県・十和田湖冬物語


青森と秋田の県境に位置する十和田湖では、毎年2月に「十和田湖冬物語」が開催されます。
雪と氷に囲まれた湖畔で行われるこのイベントは、幻想的なイルミネーションやアクティビティが特徴です。

見どころ:

  • 光と音のショー: 夜になると、湖畔を彩るイルミネーションが点灯し、音楽と連動したライトアップショーが行われます。雪と氷が光を反射し、まるで別世界のような光景が広がります。
  • スノーアクティビティ: スノーモービルや氷上の遊覧船といった冬ならではのアクティビティも用意されており、家族連れにも人気です。また、地元特産の温かい料理が楽しめる屋台も充実しています。

東北の冬祭りが魅せる「心の温度」

どのお祭りも寒さの中で行われるからこそ、雪や氷の魅力が引き立ちます。
そして、地元の人々の温かい心遣いが、訪れる人々を温めてくれるのが東北の冬のお祭りの魅力です。
今年の冬は、そんな東北ならではの風物詩に足を運び、自然と人の温かさを体感してみてはいかがでしょうか?

 

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