気候が涼しくなり、夜の時間が長くなるこの季節。
過ごしやすさとは裏腹にソワソワ気持ちが落ち着かない・・・なんて事はありませんか?
秋は、昼と夜の気温差や台風による気圧変化などの外的要因で自律神経が乱れ、思い通りに心と体が動かない「秋バテ」の症状に悩む人が増えるそう。
そんな夜におすすめの過ごし方をご紹介します。
秋バテとは
- 体がだるい
- 首や肩が凝る
- 頭痛やめまいが続く
- 寝つきが悪い
- 憂鬱さや不安な気持ち
もし、上記でいくつか思い当たる症状があれば、「秋バテ」の可能性が。
“自律神経”が乱れがちなこのシーズンは、疲労がたまって体にも心にも不調があらわれがち。
そんな時はやる気が出ない自分を責めず、好きな事・リラックスできる事で労わりを意識してみましょう。
寝酒は良いの?
夜に取り入れやすい習慣といえばお酒。
お酒を飲むと眠くなったり、寝入りが良くなったりと感じたことのある方も多いのでは。
アルコールには「リラックス効果」や「血行を促進する効果」があります。
また、お酒を飲むと体温が上がり、その後、急激に下がります。
眠気は体温が下がる時に訪れやすく寝入りは良くなることは確かですが、実際は睡眠の質は悪くなっていることの方が多いのです。
眠りが浅くなったり、途中覚醒や、イビキの原因にも。
上手な晩酌の流儀
できるだけ睡眠に影響がないように、就寝3時間前までに飲酒を終わらせると良いでしょう。
個人差がありますが、起きている間にアルコールが分解されるので睡眠に影響しにくくなります。
また、ご自身の体質に合ったお酒の種類・量を把握しておくことも、上手に付き合ってゆくコツ。
ご参考までに厚生労働省がすすめる「1日の適度な飲酒量」をご紹介します。
【 1日の飲酒量の目安 】
●ビール(アルコール度数5%) → 中瓶1本(500ml)
●日本酒(アルコール度数15%) → 1合(180ml)
●ウイスキー(アルコール度数43%) → ダブル1杯(60ml)
●焼酎(アルコール度数25%) → 0.6合(110ml)
●ワイン(アルコール度数14%) → 1/4本(180ml)
●缶チューハイ(アルコール度数5%)→ 1.5缶(520ml)
さいごに
適量・適切な時間を守れば満足感・リラックス効果が得られる晩酌。
お酒と上手に付き合うために大切なのは、適度に楽しむこと。
上手に取り入れて、楽しい夜を過ごしましょう。